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Japanese | 杲佑僧、コロンビア大学卒業式で代表スピーチを担当

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Author Jogye On25-06-26 13:15 Views33 Comments0

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ニューヨーク・クイーンズに位置する大観音寺の住職を務める杲佑僧は、2025年5月にコロンビア大学人権学科(宗教分野)を卒業し、伝統ある卒業式行事「Baccalaureate Service 2025」にて、仏教学生代表として壇上に立った。


大学側によれば、米国内で韓国出身の僧侶がアイビーリーグの学部を卒業するのも、公式なスピーチを担当するのも、今回が初めてだという。


杲佑僧は、「仏様は私の師であり、法は私の道であり、僧伽は私の共同体です」と語り、出家修行者としての人生と、ニューヨークで新たに出会った「三宝」について真摯な思いを伝えた。そして、「今では私も誇りをもって言えます。私はニューヨーカーです」というユーモアあふれる言葉で、聴衆の笑いと拍手を誘った。


この日、僧は仏教の核心的な価値である慈悲と智慧、縁起の法、そして共同体精神を強調し、宗教を超えた連帯と平和の重要性を力説した。キリスト教、ユダヤ教、イスラム教など多様な宗教伝統を代表する学生スピーカーたちとともに、宗教間の調和のメッセージを共有した場面は、聴衆に深い感銘を与えた。


杲佑僧は学問面にも優れた成果を収め、Honor Society(優等学生会)に選ばれたほか、学科優等賞と2度にわたる全体サービス賞(Service Award)を受賞し、卒業式ではSenior Marshal(卒業代表)に選ばれる栄誉に輝いた。また、コロンビア大学仏教学生会(Columbia University Buddhist Association)を率い、米国の大学生向けテンプルステイや仏教・瞑想プログラムの企画・運営を行うなど、学生のメンタルヘルスとコミュニティ形成にも大きく貢献してきた。


杲佑僧は卒業後、イェール大学に進学し、宗教と人権をテーマに新たな学問の道を歩む予定である。



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